楽しかった要素は、次の二つかなと思った。
その1、イベントの裏方に少し参加できた
その2、同じ学年に話せる親御さん(=知り合い)が増えた
一つずつ見ていこう。
その1、合唱コンクールの裏方に少し参加できた。
高校生くらいから、お祭りの裏方が好きだった。
お祭りに参加するのも好きだけれど、運営側の「作っている感」「何かが出来上がっていく感」「それらの苦楽を共にした一体感」などが好きだ。
誰かと何かを作り上げたい、ということなのかもしれない。
今回、近隣のホールでの、合唱コンクールのお手伝いということで、『ホールのドアの開閉係』となった。
休憩時間になったらドアを開放し、休憩終わりにクローズする。
クローズの間に入ってきた方には、必要に応じて声をかける。
難しくも、大変でもない。
でも、うわぁ、こういうの久しぶりだなぁと、スタッフの感覚が蘇り、とても楽しかった。
その2、同じ学年に話せる親御さん(知り合い)が増えた
今回の委員会は、集まった回数はわずか3、4回程度。
委員の人数も、6人という顔と名前が一致する数。
委員の役割としては、制服リサイクルというイベントの準備、当日運営。
制服の準備も片付けも、手を動かしつつお話しつつ。
もともとこの地域に住んでいなかったので、いわゆるママ友もあまりいない。
だからこそ、同じ学年で、話題も共通するものが多く、普通に話せる場にホッとした。
これまでに関わってきたPTAでも、小学校の運動会で係があったり、同じ学年のお母さんと知り合うことも、もちろんあった。
違いを考えたとき、一番大きなことは、『雑談など、話せる時間があったかどうか』なのかもしれない。
これまでのPTAは、『職務を全うするために』やっていたように思う。
与えられた任務をきちんとこなす。
会議に出て、議題について話し合い、解散する。
運動会では決められたプログラムで所定の場所に行き、任務を果たし、解散する。
私がフルタイムの仕事をしていて、委員会後はすぐ仕事に走っていたことも、大いに影響していると思う。
他の委員さんと、委員会以外の話をする場面はほとんどなく、役員を終えて、また顔見知り以前に戻ってしまった人もいる。
でも、今年は違うように思う。
集まったリサイクル予定の制服を、状態を見ながら、あれこれ確認しつつ、雑談もしながら作業を進めていく。
先生方や本部役員さんも顔を出してくださり、また、いろいろ話しながら過ごす。
ちゃんと、顔が見えて、話ができたように思えた。
正直なところ、年度当初は、委員を引き受けたものの、私以外は知り合い同士の方が多く、失敗したも…と悔やんでいた。
場違いなところに入ってしまったかも、と。
でも、声をかけてみれば、当たり前だけれど普通に話せる。
親は繋がっていなくても、子供は繋がっていて「あ、子供からよく名前聞きます!」みたいなこともある。
話てみて、一歩寄ってみてよかったな、と思えた。
→③に続きます。
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