明日、一箱古本市に出ます。
ということで、昨日今日とその準備を進めている。
申し込んだのが10月末。募集しているのは20組。
参加できるのかできないのか、いつ連絡が来るのだろう、と思いながら、気づけば1週間を切っている…
さすがにおかしいなと問い合わせたら、メールの不具合で案内が届いていなかったらしい。
出られるんだ!と喜んだはいいけれど、参加の可否が分からなかったから、なんにも準備していない。
なので、今週になって慌てて準備を始めている。
そもそも、私はメルカリのようなフリマアプリは使っているが、実地のフリマ的なものは初めて。
出すべき本は用意していたものの、そういえば、お釣りとか、値札とか??
そう、何も考えていなかった。
春までカフェの販売スタッフをしていたことが、ここで大いに役立った。
頭をフル回転して、物販に必要なものを思い出す。
商品、値決め、値札、売上管理できるもの、お金をいれるもの、お釣り、レジャーシート、テーブル…
さらに「フリマ 準備」などで検索をかけ、世の人たちが提供してくれている各種リストを見比べながら自分の持ち物リストを作成していく。
昔は銀行に両替機があったけれど、今は見かけない。
そして、両替にもお金がかかる。しかも枚数に応じた手数料加算方式。
私が利用したところは、そこの銀行のカードか通帳を持っていれば、50枚までの両替手数料は0円。
必要な金種・金額と、くずした後の枚数を計算。
ばっちり!と銀行に乗り込んで、両替の書類に記入を始めたが、最終確認をしたら50枚を超えている。
必死で計算をし直し、なんとか50枚におさめて無事ミッションを終えた。
ちょっとしたイベントでも、そこにかける準備、手間暇はなかなかのもの。
絶対必要な準備から、あったらいいなまで、手をかければいくらでもかけられる。
見落としそうな細々したタスクに翻弄されながらも、久々のこういう自分で作る感じがとても楽しい。
そして、今回は娘が相当な戦力になってくれている。
今さら、日が近づくと、あれが欲しい、これがあったら、が出てきてしまうのだが全てには手が回らない。
「ねえ、ちょっと悪いんだけどさ」と娘に声をかけたら、喜んで参戦してくれて、お店のロゴやら商品の準備やらを進めてくれた。
最近の子はPCでロゴを作るのも、操作に慣れるのが早いなぁと感心してしまう。
「本当はさ、一冊ずつに本の紹介文があったりとか、あと来てくれた人に渡せるしおりとかあったらいいなあ」
とか、またこんな瀬戸際に思っちゃう。喋っちゃう。
そうすると、娘は私よりも懐が深いので
「いいじゃん、いいじゃん!作ろうよ!」
と返してくる。
THE・大風呂敷を広げがちな二人。
どこまでできるか分からないけれど。
なんでこのイベントに参加したいのか。
本屋さんになってみたい。というのが出発点だろうか。
本屋さんに訪れる側から、本を並べる側になってみたい。
そして、本をあいだに出会ったり、話したり、誰かが喜んでくれたなら、それが一番嬉しい。
売り上げはあったらあったで嬉しいけれど、今は、本を一緒に楽しむ人に出会いたい。
だから、時間はないけれど、喜んで、楽しんでもらえるような準備は、なるべくしていきたい。
風呂敷を広げっぱなしになりかねないけれど、あったらいいなを想像しようと思います。
絶対必要なものをうっかり忘れることもないように!
明日が晴天でありますように!
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