手を動かす

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なんだか、頭が重〜く熱っぽいような朝。といっても、熱を測ると、むしろ普段より低い。

家事も、気乗りせず、でもとりあえず、一つずつ手を動かしてみる。どうにもしんどい時は横になったり、できそうな時は(洗い物、10個だけ洗おう)とか、低めのハードルを設定してみたり。

「手を動かせば、進むから」とは、母に言われた言葉だ。

面倒でも、気が向かなくても、一つずつ手を動かせば、ゆっくりながらも一つずつ何かは進む。

昔は大嫌いだったお裁縫。ボタン付けとか、できるだけやりたくない派。子供の通園・通学バッグ系も、母の助けを多分に借りながら作っていた。

最近は、娘や息子の靴下の穴を縫いつくろうことが多いのだが、意外にこの作業が好きだ。

ほんのちょっとの時間、一目ずつに集中し、不格好ながらも一応、穴は閉じられる。玉結びは下手くそだけど、最後の玉止めをキュッとできた時の小さな達成感。

なんか、落ち着くのだ。

余計なことを考えないのがいいのか(考えてると針を手に刺すから)、短時間で何かが仕上がることがいいのか、分からないけれど、縫い物はちょっと楽しい。

そんなわけで、調子に乗って、また編み物チャレンジしてみたいなぁ〜なんて思ったりもしている。私の編み物のセンスの無さは抜群で、目の前で母が本当に手を取りながら教えてくれたのに、習得できなかった。

「あんた、こりゃ無理だよ〜!(笑)」と匙を投げられた覚えがある。それでも、棒針編みに憧れる。

子供たちが通っていた保育園では、誕生日に毎年、先生方が編んでくださった小さな動物の編みぐるみをいただいていた。「ブタだ!」とか「やった〜ネコだ!」とか、いつも箱から何が出てくるのか楽しみにしていた。あれを、作れるようになりたい。

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