ここぞ、の靴

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もう長いこと、ヒール靴、パンプスを履いていない。冠婚葬祭的なものがない限り、スニーカーを愛用している。

昔はローヒールながらもパンプスを好んで履いていた。しかし、外反母趾の傾向があったり、何よりスニーカーの履き心地を知ってしまったら、戻れなくなってしまった。

娘・保育園時代のママ友とのランチ会。ということで、こんな時でもなきゃ履かないしなぁ、と買うだけ買ってあった『走れるパンプス』を出してみた。久しぶりだなぁと意気揚々に玄関を出たが、マンションの階段を降りるまでで、脱げそう。私、足縮んだ…?インソールまで入ってるのに、ビーサンの如くカポカポしている。

これは、無理だ。最寄り駅まで16分。歩き通せない。すぐに引き返し、もう一足あったストラップ付きのパンプスに切り替える。ストラップがあるので、脱げることはない。よし!と思って出たが、マンションを出て数メートル。もうくるぶしが痛い…。靴がくるぶしをガスガス削ってくる…。

歩き始めて5分。もう靴擦れになっていた。早い…!今日はまだまだ歩くのに。とりあえず手持ちの絆創膏を貼る。準備がいいわ、と自画自賛していたが、数分後、もう剥がれていた。意味なし。

足を何度も挫きなら、ようやく駅に着き、ホームでもう一度絆創膏を貼る。反対のくるぶしもやられていたが、もう見なかったことにする。

ランチ会はとても楽しく過ごし、みんなと別れる。すると、足の痛みがクローズアップされてくる。痛い。ただただ、痛い。電車に乗りながらチラ見すると、パンプスにやや血が滲んでいる。おろしたての日に。

帰宅して確認すると、出血2箇所、水ぶくれ2箇所、赤み2箇所という惨憺たる有様。

見慣れない靴に「こういうヒールのある靴履きたいなぁ〜」と玄関で試し履きしている、我が家の小6女子。いかに痛いか、合っている靴を探すことが大変かを語っておく。

調べたところ、どうやら靴のサイズが合っていないらしい。全体と踵側のインソールで底上げすると改善しそう。

3日後、これらの靴を履く予定でいた学校行事が控えている。それまでに靴擦れが極力よくなること、対策グッズを揃えることが目下の課題である。(もういっそスニーカーでもいいかな)という思いと、心はずっと揺れ動いている…。

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